土壌の乾燥

雨が少ないと土の水が補われず、乾きが進みます。高温になると蒸発が増え、乾いた風が続く日も乾燥を強めます。
土の粒子の大きさやすき間の形で、水の残りやすさが変わります。砂壌土は水が抜けやすく、しまりすぎの土やかたまりが多い土は水がしみ込みにくくなります。
乾湿を繰り返した土は硬くなり、水をはじきます。特定の経路だけを水が通ったり、土壌表面に滞留する水が蒸発しやすく、土壌全体の保水力が下がってしまいます。
傾斜地では水が流れ下りやすく、土にしみ込む前に失われがちです。暗渠や排水の機能が強すぎると、水が必要以上に外へ出て乾きやすくなります。
微生物などが減ると、土をまとめる働きが弱まり団粒構造が崩れやすくなります。その結果、水を抱える力が落ちて、保水性が下がっていきます。

乾燥が進むと、根毛が消失し、養水分吸収量が低下します。根の先端(分裂組織)は水分がないと働けません。また、根が硬い土に阻まれて深く伸びることができず、成長が止まります。
硬い土では、根菜類の形が歪み、二股に分かれたりします。
トマトでは裂果、尻腐れの増加、イチゴでは小玉化、糖度の低下、ブドウでは着色不良が生じます。
土壌が乾燥すると、作物は水を保つために気孔を閉じます。すると、葉温が上昇し、高温ストレス+乾燥ストレスの複合被害が生じます。冷却機構が止まった状態で熱にさらされるため、より甚大な高温障害が発生します。
土壌の乾燥は、微生物が移動・代謝できなくなり、微生物の活動が急激に低下します。乾燥は特に好気性有用菌に大きなダメージを与え、窒素固定菌、放線菌、りん溶解菌、菌根菌などが減少します。
商品説明
土壌の乾燥対策商品です。
保水性と浸透性の二刀流、液体タイプなのでオールシーズン対応できます。
使用法・価格
散布・灌水、灌注(施設内)
中身が均一になるよう、よく振ってからお使いください。
土壌が乾燥する前の湿った状態での処理がより効果的です。
作物の生育具合を見ながら使用回数・使用量を調節してください。
1Lで約20~50a使用可能です。
予約受付中 4月発売予定
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