Hydro Catch ハイドロキャッチ

土壌乾燥対策

保水性×浸透性の二刀流

畑作物・果樹、乾田直播、ココピートの撥水対策にも

Hydro Catch ハイドロキャッチ 製品外観 土壌改良資材 水溶性ポリマー散布タイプ NEW PRODUCT ドライインパクト

【重要なお知らせ】ハイドロキャッチの使用方法に関するお詫びとお願い(2026年7月6日改訂)

植害拡大防止のため、すべての作物種において「葉面散布(茎葉部への散布)」を一律中止とさせていただきます。今後は必ず「土壌への潅水施用(茎葉に付着しない方法)」かつ「単剤」でのみご使用ください。詳細な背景と注意事項はこちらの案内ページを必ずご確認ください。

土壌粒子の撥水について

水をはじく土壌、土の中では?

土壌の乾燥土の内部と水の拡大図

土壌粒子が水をはじくと、せっかくの水が「土壌に入りにくい」、「吸水されない」、「すぐ失われる」という現象が起きます。水の通り道も制限されて、不均一な水の分布になってしまい、植物にとって心地よい状態ではありません。

土壌の乾燥についてくわしくはコチラ

ハイドロキャッチの特長

根域にウェットゾーンを形成

ハイドロキャッチは土壌の乾燥対策商品です。
保水性と浸透性の二刀流、液体タイプなのでオールシーズン対応できます。

有効成分
ポロキサレン(水溶性ポリマー)
※EO–PPO–PEO型のブロック共重合体
優れた界面活性・浸透性
・水の表面張力が低下
・乾燥した土壌や疎水化した土壌にも水を浸透させる
・乾燥で撥水化した根圏の再湿潤を促進
主なメリット
・雨水、潅水を土壌中に拡散させ最大活用します。
・植物の根域全体にウェットゾーンを形成します。
・ココピートなどの水親和性を高め、潅水の節約と水管理を容易にします。
・1回の使用でおよそ3~4週間、保水効果が持続します。

ハイドロキャッチの作用メカニズム

ハイドロキャッチの作用メカニズム
  1. 1ハイドロキャッチの有効成分「ポロキサレン」は撥水性の疎水性PPOブロックと親水性の親水性PEOブロックが交互に連結した構造を持っています。
  2. 2疎水性PPOブロックが土壌の撥水粒子に結合します。
  3. 3親水性PEOブロックが土壌粒子の周りを取り囲み、撥水性土壌粒子であっても水分子を補足することができます。
    この分子配置が土壌内で撥水層を破壊もしくは極小化。土壌全体の親水性が改善します。
ハイドロキャッチ使用前と使用後の土壌中の水分浸透性の違い
  1. 1撥水性をなくすことで水滴の接触角が小さくなり、土壌と水滴の接触面積が広がります。
  2. 2短時間により多くの水が土壌に吸収されます。
  3. 3土壌粒子の浸透性向上により、吸収された水は直ちに横方向への拡散を始めます。

表面張力の低下比較試験

ハイドロキャッチの希釈液は、より広く薄く広がり培養土内部へ浸透(吸収)します。

撥水性の高い培養土(ココピート・ハスクチップ・パーライト)に水とハイドロキャッチ0.5%希釈液で比較試験をしました。

水だけの場合と、ハイドロキャッチを使用した場合の、土への水の染み込み方の違い

ハイドロキャッチの透水性効果を側面から確認

製品概要

Hydro Catch ハイドロキャッチ 製品外観 1L 5L

ご注意

全ての作物類において茎葉部への散布禁止。
単剤使用。

成分 ポロキサレン(水溶性ポリマー)
使用方法 茎葉部に資材が付着しないように単剤で使用
灌水、灌注(施設内)
中身が均一になるよう、よく振ってからお使いください。
土壌が乾燥する前の湿った状態での処理がより効果的です。
作物の生育具合を見ながら使用回数・使用量を調節してください。
1Lで約20~50a使用可能です。
本品の使用量(10a あたり) 200~500ml(500倍希釈)
使用回数 1~2回/月
使用時期 作物の生育期
用途 土壌の保水性、浸透性の改善
ココピートの撥水対策に
乾田直播の乾燥対策に
商品規格等 1リットル入り・5リットル入り

ハイドロキャッチとZEBAを組み合わせるとさらに効果的

ハイドロキャッチとZEBAを組み合わせてきゅうりに使用する例 ZEBAの製品ページはこちら

FAQ

ハイドロキャッチについてよくあるご質問

ハイドロキャッチは、土壌中の水分を蓄えて根の周りの乾燥を防ぐ土壌改良資材です。植物の生理を刺激するBS資材ではなく、あくまで土壌中の水分環境を安定させるための土壌改良的な資材です。

ハイドロキャッチ処理水は土壌の内部まで浸透し、縦方向だけでなく横方向にも広がります。その水分は土壌粒子の細かな孔隙まで入り込み、植物が利用できる有効水が増加します。その結果、土壌全体の保水性が改善され、乾燥しにくい根域環境が形成されます。

ハイドロキャッチは液体資材のため、希釈して潅水処理します。定植直後から使用でき、特に乾燥が予想される時期や高温期の前に処理しておくと、根域の水分環境を安定させる効果が高まります。

砂質土壌であっても、乾燥して撥水性が出やすい土壌であれば、ハイドロキャッチによる保水性の改善効果はある程度期待できます。ただし、砂質土壌そのものの保水性を大きく改善するためには、堆肥や有機物の投入など、土壌の物理性改善も併せて行うことが重要です。

ハイドロキャッチ自体に、土壌の団粒化を進めたり、土壌構造そのものを大きく改善する作用はありません。作用はあくまで水の浸透・保持を助けて根域の水分環境を安定させる効果です。団粒化等の物理性改善については、堆肥や有機物の投入など、別の土づくり対策と併用して進めていくことが重要です。

いいえ、本製品は土壌の保水性・浸透性を改善するための資材であり、肥料成分や防除(農薬)効果は含まれておりません。なお、すべての作物種において、葉面散布など茎葉部に本製品が付着する施用は中止してください。本製品は土壌への潅水施用など、茎葉部に資材が付着しない方法でのみご使用いただけます。

いいえ、ドローン等による空中散布は、作物種を問わず一律中止してください。ドローンによる散布は植物の茎葉部に資材が付着するため、植害(薬害)が発生するリスクがあります。本製品は、必ず土壌への潅水施用など、茎葉部に資材が付着しない方法でのみご使用いただきますようお願いいたします。

ZEBAは固形の土壌改良資材で、定植前に土壌混和します。施用時期は限られますが、保水効果は6か月程と長く持続します。一方、ハイドロキャッチは液体のため、定植直後から生育期間を通していつでも潅水処理が可能で、速効性はありますが、効果の持続は約1か月程です。そのため、ZEBAで中長期の保水性を確保し、ハイドロキャッチで短期的な乾燥対策を行うと相乗効果があり効果的です。

ハイドロキャッチを育苗用培養土に施用することで、培土の保水性が向上し、乾きにくくなるため、潅水回数の削減につながります。また、水分が安定し保持されることで、肥料成分も水とともに根の周囲に留まりやすくなり、根からの吸収効率も高まります。

ハイドロキャッチの処理によって土壌中の水の浸透性が高まり、余分な水分(重力水)の排出が促進されるため、過湿状態が長く続くリスクは低くなります。そのため、湿害リスクが高まることはありません。

医薬・化粧品にも使用される高安全性素材です。生分解性があり、土壌残留リスクは低いと思われます。植物毒性、微生物毒性はほぼありません。

作物の種類に関わらず、すべての作物において「葉面散布(茎葉部に付着する施用)」は避けてください。
本来土壌中での機能発揮を目的とした本製品中の界面活性成分が茎葉部に付着することで、葉面のワックス層が緩む等を経て、茎葉部のしおれや変形(植害症状)につながる可能性があることが判明いたしました。そのため、タマネギやネギ類だけでなく、すべての作物種において茎葉部への付着を避け、土壌潅水(単剤)にてご使用ください。

他の資材(肥料や農薬)との混用、および前後の連続施用は絶対にお控えください。必ず「単剤」かつ「土壌潅水」でご使用ください。
これまでの調査から、他資材との混用や、本製品の施用前後の数日間に他資材を散布した際に、茎葉部のしおれや変形などの症状が顕在化する傾向が確認されております。
安全にご使用いただくため、本製品は必ず単剤で、かつ土壌への潅水施用など茎葉部に資材が付着しない方法でのみご使用いただきますようお願い申し上げます。

まずは散布を中止し、作物の回復を優先してください。
症状が見られる場合は、これ以上の化学的ストレスを与えないことが最も重要です。追肥や農薬の散布は、被害が落ち着き、中心から新しい葉が展開するのを確認するまで控えてください。

製品チラシ・SDSダウンロード

ハイドロキャッチの「紹介チラシ」と「安全データシート」をダウンロードいただけます。

ハイドロキャッチチラシ(表) ハイドロキャッチチラシ(裏) ハイドロキャッチSDS
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